小品
 
●積丹岬 「島武意海岸」 8号

●積丹岬 「島武意海岸」 8号
The Cape Shakotan.

●早春の十和田 9号

●早春の十和田 9号
Eary spring of Lake Towada.

●渓流と樹木 奥入瀬  8号

●渓流と樹木 奥入瀬  8号
Mountain stream. Oirase.

 
●男鹿半島 入道崎 8号

●男鹿半島 入道崎 8号
The Newdosaki, the Oga peninsula.

●民家雪景 6号

●民家雪景 6号
Snowy house.

●奧会津の村 8号

●奧会津の村 8号
Village in Okuaizu.

 
●雪の最上川 8号

●雪の最上川 8号
Snowy Mogami River.

●峠の部落 8号

●峠の部落 8号
Village in pass.

●妻籠宿御宿 8号

●妻籠宿御宿 8号
Tumago.

 
 20歳の頃、山形県大石田町に、洋画家の金山平三氏が疎開しており、知人の紹介で出会うことになる。当時の東山にとっては雲の上の存在であったようだが、これも縁なのであろう、4年間、師事する幸運に恵まれるのである。金山氏から徹底した油絵の技法を学び、油絵の奥深さ、難しさを自覚し、油絵の本質に触れた東山は、金山氏を終生「師」として尊敬し続けていたのだが、この時に受けた様々な教えは、東山に非常に大きな影響を与え、以後の芸術活動の基盤となっているのである。後に墨絵の世界を追及する事になるのも、自分は墨絵で、師を超えられるような作品を描いてゆくぞ、と心に決めたからなのである。 この頃から独学で書道の勉強も始めている。